PARCIC

居場所づくり

9月のみんかふぇレポート

今月は…
・バナナ勉強会
・9/30のみんかふぇ食事会
・フードパントリーについて
の3つについてご報告します。

バナナ勉強会

みんかふぇ吉浦です!

この度、特定非営利活動法人APLAさんをゲストスピーカーにお呼びして、バナナについての勉強会を開催しました。

これまでのレポートでもお伝えしてきたように、みんかふぇでは、コロナ禍で困窮した世帯を対象にフードパントリーの活動を行ってきました。フードパントリーでは、これまでさまざまな方から食材や日用品などのさまざまなご寄付をいただいており、バナナも、新型コロナウイルスの感染拡大が始まったころから継続してご寄付をいただき、つい最近まで配付していました。一方で、パルシックの姉妹団体である、アジア太平洋資料センターらの調査には、バナナの生産者の状況や環境問題に関して指摘するものがあり、大企業が扱うバナナの実態については注視しているところでもありました。

そこで今一度、バナナの産地での問題について共に知り、考える機会として、特定非営利活動法人APLAの野川未央さん、福島智子さんにお越しいただき、フィリピンのバナナの産地の様子と農民たちの持続的な生産と自立を応援しながら生産者と消費者を結ぶ取り組みについて、お話していただきました。

勉強会冒頭では、「バナナのなり方を絵に描いてみよう」というアイスブレイクも挟みながら、APLAさんが扱うフィリピン・ネグロス島のバランゴンバナナについてご紹介いただきました。これまでバナナ生産地が抱えていた課題とその歴史、現在のバナナ生産地が抱えている課題、それらを学んだ私たちが消費者として何ができるのか…。発表後のディスカッションタイムでは、自然と質問や感想が飛び交い、それぞれの立場での次のアクションを皆さんが考えているようだったのがとても印象的でした。

最後には、現地の生産者を応援しながら、フードロス削減にもつながる「ぽこぽこバナナプロジェクト」もご紹介いただきました。生産過程でどうしても生まれてしまう未利用バナナを有効活用し、バランゴンバナナや廃棄の状況に対する認識を広めていく活動です。 早速みんかふぇでも、9月末のフードパントリーで利用させていただき、ボランティアさんや利用者の皆さんと一緒に、フェアトレードやフードロスについて考えるとても良い機会となりました。改めて、このような機会をいただいたAPLAさん、その他関係者の皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

みんかふぇ食事会

みんかふぇ小柴です。

9月30日金曜日17時から第2回目のみんかふぇ食事会を開催しました。 今回も、フードパントリーの利用者の方々を主な対象として、小規模開催にいたしました。 参加者は、利用者10名、ボランティア4名、スタッフ2名の総勢16名。

メニューは、人参とお揚げの炊き込みご飯、鶏肉のけんちん汁・ナスの浅漬け・手作りゼリー。

それに加えて、当日、手作りのチーズケーキの差し入れと、前日のフードパントリーで余ったバナナで作ったバナナスムージーが急遽加わり、デザートが盛り沢山の食事会になりました。

また、今回の食事会の食材費にとボランティアさんからご寄付をいただき、食材購入に使わせていただいています。 今回の食事会では、前回と違い、高齢者の方や赤ちゃん連れの方の参加がありました。 今は新型コロナウィルス感染症対策もあり、食事に参加される方同士の交流はあまり望めないのですが、いつか多世代の交流の場になることを期待させられる光景でした。 食後は、スタッフである私は、畳スペースで、赤ちゃん連れのご家族の赤ちゃんとその上のお子さんと遊ばせてもらい、私自身が楽しい時間を過ごしました。

ボランティアさんの尽力もあり、前回よりは運営に余裕が出たように思います。 今後も、回数を重ねながら、参加する皆さんにとってより豊かな食事の時間になるよう、ボランティアさんと一緒に工夫を重ねていきたいと思います。

フードパントリーについて

10月以降は月1回程度開催いたします。

7月のレポートでフードパントリーを9月末でこれまでの形での開催をいったん終了することをお伝えしていましたが、10月以降は、毎週木曜日ではなく、月1回程度(木曜日)で開催することとなりました。 以前から、これまでと同じ形では開催できないとしても、フードパントリーの要素をどのように活動の中に残していけるか、ボランティアさんも含めて、パルシック職員の中でもさまざまな議論を重ねてきました。そして、利用者の皆様や、フードパントリーの活動に参加してくださっているボランティアの方々からの継続を望む声を重く受け止め、月に1回程度の開催を継続するという結論にいたりました。

7月のレポートでもお伝えしたとおり、みんかふぇは「地域の繋がり・居場所づくり」を目的として、カフェを中心に、その時の社会状況や地域のニーズなどに合わせて活動していく場所です。今後も活動内容には変化があることをご理解いただければと思います。 今後も、利用者さん、ボランティアさん、地域の方々の手で成長し、形作られていくみんかふぇであり続けたいと思います。

(みんかふぇ 吉浦諒子 小柴麻実)

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