ミャンマー地震:皆さまのご寄付で被災者104世帯へ食料を届けました
- 活動レポート
- 国内避難民への物資配付および教育支援
- ミャンマー
- 緊急支援事業
地震被災者の中には、家を失った人だけでなく、職場が壊れてしまったため働き口を失った人もいます。そのように間接的に影響を受けた人も含め、皆さまのご寄付で地震被災者104世帯に米と油を配付しました。
2021年に起きた軍事クーデターから4年が経過し、地元住民の間には、知らない人への警戒感が非常に高まっており、知らない人や団体からの食料を受け取ることに抵抗があるとのことでした。被災者の方々に安心して食料を受け取ってもらえるよう、地元ボランティアを通じて、活動を行っています。

配付した米と油
地震のあと、軍事政権から停戦が発表されましたが、実際には空爆が続いています。ある地震後の空爆では、8人家族の住む民家が破壊されました。両親と、16歳から5歳までの子ども4人が即死、子ども2人が重症を負いました。
パルシックでは、皆さまよりミャンマーでの活動全般に対していただいたご寄付を活用し、このような空爆被災者に現金給付を行いました。

空爆の跡
今後もパルシックでは、地震だけでなく、こうした空爆などによる被災者の支援活動を続けてまいります。皆さまの温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
(東京事務所 ミャンマー事業担当)