PARCIC

スリランカ

乾燥魚作りの研修に行ってきました

11月下旬に各漁協から10名合計40名の漁師たちと1泊2日でスリランカ東部にあるバティカロアを訪れ、漁獲物の付加価値を上げるため乾燥魚作りの研修を受けてきました。

好漁期には、仲買人が池まで来て、漁民から鮮魚を買ってくれるのですが、漁獲量が少ない時期には、利益にならないことから業者が来てくれず獲った魚を売ることが出来ません。漁期に左右されず漁民の収入を安定させるために、乾燥魚の中でもとくにスリランカ国内で需要があり高い価格で売れる燻製を選び、各漁民に燻製作りの研修を受けてもらい、燻製器を提供することにしました。

燻製作りのメリットやレシピなどを教える講義の時間。普段講義など受ける機会がないので、じっとして聞くだけの時間は苦痛かなと思っていたのですが、真剣に聞き入っています。

燻製作りのメリットやレシピなどを教える講義の時間。普段講義など受ける機会がないので、じっとして聞くだけの時間は苦痛かなと思っていたのですが、真剣に聞き入っています。

まずは、魚のさばき方などを習いました。普段から魚を調理しているのか、慣れた様子でした。

講師によるデモンストレーション

講師によるデモンストレーション

実際にさばいている漁民の様子。この後、自ら積極的にさばく漁師もいました。

実際にさばいている漁民の様子。この後、自ら積極的にさばく漁師もいました。

さばいた魚をきれいに洗って、その後味付けて、1時間ほど乾燥させます。
その後、再度魚をきれいに洗って、燻製にします。

調味料を混ぜたもの魚にふりかけて、味を染み込ませます。

調味料を混ぜたもの魚にふりかけて、味を染み込ませます。

ココナッツ皮の繊維(たわしなどを作る原料)で火を焚き燻製にします。

ココナッツ皮の繊維(たわしなどを作る原料)で火を焚き燻製にします。

天候や火力によって異なりますが、3時間程度で出来上がるとのことでした。

2グループに分かれ研修を実施したので、燻製を2回作りました。1回目は雨期で地面も濡れた状態だったので、火力を強めたのですが、やや焦げた感じになってしまいました。

2回目はきれいな色に仕上がり、うまく作れました。天気の状態や魚の大きさ、色んな要素を考慮しながらの燻製作りなので、試行錯誤しながら品質を高めていかなくていけないように思いました。根気が必要な作業ですが、よりよい燻製品作りに励んで、収入の安定につながればと願うばかりです。

(ムライティブ事務所 飯田彰)

※この事業は、日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。