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ミャンマー緊急支援

寄付を受け取った方々の声⑤ Eさん(中学校教員)

Eさんは34歳で、中学校の教師として働いていました。両親と夫、2人の子どもの6人家族です。クーデター前は、月収20万8000チャット(約16,240円[1])でしたが、市民不服従運動(以下、CDM)に参加したため今は無収入で、夫の収入に頼っています。夫は家族を養おうとなんとか働いています。

現在Eさんは、子どもの面倒を見たり、家事をしたりしながら、国民統一政府(NUG)[2]のオンライン教育プログラムでボランティアをしています。教えることが趣味なので、今後も教師として働き続けたいと思っていますが、就職は簡単ではありません。CDMに参加する人を雇用するあらゆる職場を国軍は攻撃するので、学校教師の仕事に応募できないのです。Eさんのように、CDMに参加する人にとって、今は知識と経験に見合った仕事が見つからない辛い時期なのです。

「それでも私は、CDMに参加していることに誇りを持っています。私は、私のためだけに運動に参加しているのではありません。子どもたちのためでもあるのです。民主主義や自由は、健康や教育や経済といった重要な分野の発展に不可欠です。しかし、今の軍事体制が続く限り、私たちは民主主義や自由を手にすることはできないでしょう。私たちには、未来の世代への責任があるのです。この運動を失敗に終わらせてはなりません。もし失敗したら、私たちは貧困と教育の欠如から抜け出せないでしょう。だから私は絶対に諦めません。勝利するまでこの運動に参加し続けます。私は裕福な家の生まれではないので、経済的にはとても大変です。しかし私の犠牲が未来の世代のためになると考えれば、この状況に耐え、CDMに参加するひとりとして力が湧いてくるのです。世界のあちこちから支援してくれる全ての人に、ありがとうございますと伝えたいです。あなたの励ましと助けがなければ、私たちは、この運動を達成することができません。私たちへの支援を、この危機が終わるまで、どうか続けてください。」

Eさんの暮らす場所

[1]2021年1月のレート:1円=0.078チャット
[2]2020年の選挙によって国民から選ばれた連邦議会の代表委員会(CRPH)は、ミャンマー連邦共和国の合法的な政府として国民統一政府(National Unity Government of Myanmar=NUG)を樹立しました。内閣には2020年の総選挙で選出された議員や少数民族グループの代表が含まれ、拘束中であるアウンサンスーチー国家顧問とウィンミン大統領の役職は据え置かれています。

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