PARCIC

東ティモール

農村での水整備事業がはじまりました

マウべシの季節は、11月から7月頃まで続く雨期と、残り3ヵ月ほどの乾期に分かれます。乾期には熱帯かつ高原の強烈な太陽が、あっという間に大地を乾燥させます。森林が減り、地肌がむき出しになった地域は、保水力を失い、生活用水の確保が難しくなっています。また、集中豪雨が発生する雨期には、水源が土砂の混じった汚れた水になってしまいます。

2014年まで実施していた循環型農業事業を通じて見えたのは、農業用水の確保以前に、生活用水さえ事欠く現実でした。そのためパルシックは、3年計画でマウベシ郡内の11集落に上水を整備する事業を実施します。

事業では、乾期にも十分な水量がある水源を確定し、集落まで配管します。水源では取水槽を設立して上水を確保するとともに、水源周辺での植林を進め、水資源枯渇を防ぎます。配管経路には、土砂崩れの危険性が高い場所を中心に土壌を安定させる草を植えます。

事業の開始とともに、現在GPSを使った水源調査を進めています。

水源の水量を調査するスタッフ

水源の水量を調査するスタッフ

(東ティモール事務所 高橋茂人)

※この事業は、日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。