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カラパドゥ村のせり場でもせり開始

パルシックの支援で建設されたせり場は、先日レポートしたカルナドゥカーニ村と今回お伝えするカラパドゥ村にあります。カラパドゥ村のせり場もついに完成し、先日、開場式が盛大に行われました。その翌朝から、いよいよせり場を使用してのせりを始めるということで、早速見に行ってきました。

せりは朝7時頃にスタートしました。早めに事務所を出発して、カラパドゥ村へ向かいました。

こちらが、カラパドゥ村の海岸沿いです。まだ日差しも強くなく天気も良く、気持ちのいい朝です。

カラパドゥ村の浜辺

カラパドゥ村の浜辺

ムライティブには港がないので、船を砂浜に上げて留めておきます。漁師のみんなで船を持ち上げて運んでいます。これだけでも、大変な重労働です。

ボートは、2012年にJPFの助成を受けてパルシックが配布したものを使っています。

浜には漁師さんたちで獲れた魚を網から外す作業をしています。

浜には漁師さんたちで獲れた魚を網から外す作業をしています。

浜には漁師さんたちで獲れた魚を網から外す作業をしています。

ここカラパドゥ村では、以前から有志で集まった漁民たちがせりを独自に始めていました。しかしながら、屋外でしていたため、途中で雨が降り出してずぶ濡れになりながら続けるなど、大変な思いをしてきたそうです。前々からカラパドゥ漁協の皆さんの念願だった、せり場の完成です。

昔行われていた屋外でのせり

昔行われていた屋外でのせり

いよいよ、せりの開始です。

「ヌール(100)、ヌール(100)、ヌール(100)!」と威勢のある声でせり人が呼びかけます。

せり人が買い手に呼びかけ、徐々に値を上げていき、一番高い値段を付けた人が買っていくイメージ通りのせりでした。魚種や重量によって、100ルピーや1,000ルピーから始めていくそうです。

今回は漁獲量が少なく買い手が少ないとのことでしたが、それでも活気のあるせりでした。多い時には、近隣の地域から50人ほどの買い手が集まるそうです。

色んな魚があがっていて、太刀魚など日本でも見かける魚もありました。これらもカレーの具になっておいしいのでしょうが、焼き魚にしたらもっとおいしいだろうなと妄想にふけっていました。

自発的にせりを始めたカラパドゥの漁師が更に発展することを心より願いつつ、カルナドゥカーニ村のせり場同様、パルシックはせりや漁協の運営などモニタリングを続けていきます。

(ムライティブ事務所 飯田彰)

(この事業は、日本NGO連携無償資金協力の助成を受けて実施しています。)