特定非営利活動法人 パルシック(PARCIC)

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レバノンにおける緊急支援

  • シリア・レバノン・トルコ
  • 緊急支援事業

戦禍にさらされているレバノンの国内避難民に、食料・衛生用品の配布や、衛生設備の設置など緊急支援を実施します

プロジェクト背景

2026228日にイスラエルとアメリカによるイランへの攻撃で始まった中東・湾岸地域での戦争に起因し、レバノンでは、イスラエルとヒズボラとの武力抗争やレバノンへのイスラエルによる攻撃が激化しています。イスラエルはレバノン南部と首都ベイルート南部郊外などに対し避難命令を発出し、南部のブルーライン(*1)地帯では、イスラエル軍による地上侵攻が行われています。このような状況に伴い、レバノンでは、20263月末の時点で、国民の約5分の1にあたる100万人以上が国内避難を強いられており、その大多数が南部のサイダや首都ベイルート、中部の山岳レバノン県などで避難生活を送っています。現在、13万人以上(その3分1以上は子どもたち)が学校や公共施設などで開設されている避難所に避難しており、食料や衛生用品などの日常生活を送るために必要不可欠な物資が必要とされています。

(*1) イスラエルとレバノンの暫定的な国境線(撤退ライン)

プロジェクト内容

  • 避難先が確保できず、車や路上で寝泊まりする人びと

  • 提携団体による緊急支援の現場

ジャパン・プラットフォームの助成による事業では、中部の山岳レバノン県に避難中の国内避難世帯へ食料バスケットの配布を行います。山岳レバノン県は、国内避難民の多くが滞在している地域の1つで、首都ベイルートと並び避難所が最も多く開設されている地域です。避難生活が長期化する一方で、避難世帯の多くが安定した生計手段がないか、すでにその手段を失っているという状況で、生活に必要不可欠な物資を届けることが課題です。県内でも、特に避難世帯が多く避難しているシューフ郡とアレイ郡の2郡にフォーカスし、これらの郡の避難所に滞在する世帯と避難所以外で避難生活を送る人びとに対して1ヶ月分の食料を届けます。

 

また、皆さまからのご寄付により、レバノンの主要都市サイダにある避難所の1つに仮設のシャワールームを設置します。南部とベイルートを結ぶ主要幹線道路沿いに位置するサイダは、南部の避難命令発出地域に最も近いことから、これらの地域から人びとが避難してきています。避難中の人びとの中には、避難先を見つけることができないために海岸沿いや公園、公共施設などでの寝泊まりを余儀なくされている人びともいます。現在、避難所ではさまざまな支援団体が食料などの配布を行っていますが、衛生面でのサポートが少ないのが現状です。学校などのように、もともと住居としての設備が十分に整備されていない場所では、このような衛生設備が特に必要とされています。

この事業は、ジャパン・プラットフォームの助成および皆さまからのご寄付により実施しています。

現地からの声

  • ベイルートに住んでいるパルシックのレバノン人スタッフ

    時々とても大きな音がして、それが爆発音なのか、それともドアを強く閉めたような日常の音なのか、立ち止まって考えなければならないことがあります。   レバノンは再び、誰も望んでいない戦争の真っただ中に置かれています。避難してきた人びとへの不信感も広がり、人びとの間に亀裂が生まれはじめています。 今、世界では多くの危機が同時に起きています。しかし、こうした状況下で実際に生きている人たちがいることを忘れないでほしいです。どんな形でもかまいません。起きていることに関心を持ち、周りの人に伝えてください。 情勢は刻一刻と悪化しています。人びとの命と暮らしを守るため、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

プロジェクトレポート

  • 冬野菜の季節を迎えて ~収穫と食料バスケットの配付~

    冬野菜の季節を迎えて ~収穫と食料バスケットの配付~

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