特定非営利活動法人 パルシック(PARCIC)

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本年も活動を支えていただきありがとうございました

  • お知らせ

2023年はコロナ禍で止まっていた活動が再始動し、東ティモールへのスタディツアー、マレーシア・ペナンでのフィールドワーク、「みんかふぇ」でのイベント、東京事務所でのボランティア参加者が増えるなど、パルシックが重視する人と人との直接的な交流が増え、明るい兆しが感じられました。

2月に起きたトルコ・シリア地震では、元トルコ事業担当スタッフが発災後すみやかに現場に駆け付け、現地の状況を発信したことで、企業や団体を含む多くの方々からご寄付をいただき、トルコとシリアで、24万人以上の被災者を対象に食料配布や住宅修復、給水設備復旧など緊急支援にあたることができました。パルシックとして寄付額は過去最大額に達しました。

市民と市民のつながりの広がりを感じる一方で、世界では、武力紛争が激しさを増しており、多くの子どもを含む死傷者、退避を余儀なくされる人が増え続けています。

戦禍のガザに暮らす同僚スタッフからは、「私たちは国際社会に見捨てられて、何度も戦争を経験しました。この野蛮な戦争を止めるために、世界は何を待っているのでしょうか。世界は私たちが全員死ぬことを待っているのでしょうか」という悲痛なメッセージを受け取りました。

パルシックは、暴力的な抗争と国家の壁を乗り越えて、地球上の各地で暮らす人びとが同じ時代に共に生きる人間として相互に支え合い、対等な交易・交流を推進することを目指しています。

国際社会の一員として、今起きている戦争とその背景にあるイスラエル・パレスチナの問題について学ぶオンライン連続講座を開始し、隔月で続けていきます。2021年から続けているミャンマー連続講座と同じように、皆さんと一緒に考え、人びとが尊厳ある暮らしを取り戻せるよう、市民のつながりの輪を広げていきます。

パルシック一団体ではできることは限られますが、皆さんにご支援・ご協力をいただきながら、できることを増やしていきたいと考えています。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

各活動地の今年の一枚

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東ティモール。満開のコーヒーの花に囲まれて語り合う生産者親子

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ミャンマー。文房具をもらって喜ぶ子どもたち

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ガザ。激しい空爆が続くなかでも羊農家に皆さまからのご寄付を届けました

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シリア。大きなクルミの木陰で、沢山とれた真っ赤なトマトと収穫したばかりのキュウリを食べる子どもたち

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レバノン。アルヌール学校に通うシリア難民の子どもたち

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トルコ。日本からきたボランティアさんと一緒に炊き出しをしたときの一枚。大変な生活の中でも、子どもたちは私たちにはいつも笑顔で

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スリランカ。有機紅茶栽培共同出荷グループ「エクサ」が開店した「みんなの店(Ape Kade)」

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マレーシア。フィールドワークに参加した日本の大学生たち。ホームステイ先で民族衣装を着用

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日本。コミュニティカフェ「みんかふぇ」で初めてのマルシェを開きました

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