【6.19オンライン開催】<ミャンマー講座2024>ミャンマー 忘れてならぬ人道危機 ―記者の目、届く声から
- イベント
ミャンマーでの軍事クーデターから3年余りが経ちました。選挙での圧倒的勝利で成立したアウンサンスーチー政権を転覆させ、民主主義や自由、未来への希望を奪った軍に対する市民の抵抗は止みません。民主派勢力に一部の少数民族勢力が連携し、軍との内戦が続き、国内避難民は約300万人に上ります。日本を含む国外にも多数が逃れています。市民の反発に対して軍は強硬姿勢を崩さず、弾圧による死者は5,000人を超えました。
ミャンマーはどこへ向かうのでしょうか。昨年来、民主派側が攻勢とされていますが、装備や資金は軍が上回ります。国内に100以上存在するとされる少数民族の思惑もさまざまで、一枚岩ではありません。劣勢の軍は最近、徴兵制の実施を突然発表し、社会に混乱を招いています。今後を見通すのが容易ではない中、市民の苦境は深まり、支援が急務になっています。
ミャンマーを追ってきた新聞記者である北川成史さんが、現地での取材を含むこれまでの蓄積を基に、ミャンマーの複雑な事情に目を向け、人道危機への対応の必要性を語ります。
ぜひご参加ください!
開催概要
日時:2024年6月19日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:北川成史さん(中日新聞東京本社特別報道部記者)
参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前にZOOMのURLをご連絡します。
スピーカーのご紹介
北川成史さん(中日新聞東京本社特別報道部記者)
1995年、中日新聞社入社。同社東京本社(東京新聞)社会部を経て、2017年9月から3年間、東京新聞・中日新聞バンコク支局特派員(19年8月から支局長)としてアジア・オセアニアを担当し、ミャンマーの政治や社会、民族を取材した。現在、東京本社特別報道部記者。日本に戻ってからも、クーデター後のミャンマーから届く声や在日ミャンマー人の動きを追い、避難民が集まるタイの国境地域に赴くなどして、ミャンマーについて伝え続けている。
著書に「ミャンマー政変―クーデターの深層を探る」(ちくま新書)、「ミャンマーの矛盾―ロヒンギャ問題とスーチーの苦難」(明石書店)。「東京新聞外報部」名の共著で「報道弾圧―言論の自由に命を賭けた記者たち」(ちくま新書)。
<ミャンマー連続講座>過去のアーカイブ
2021年度アーカイブ
2022年度アーカイブ
2023年7月13日根本先生講座アーカイブ
2023年8月24日藤元明緒さん講座アーカイブ
2023年12月21日カディザ・べゴムさん講座アーカイブ