特定非営利活動法人 パルシック(PARCIC)

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レバノン アールサールのシリア難民キャンプ439世帯への灯油配布

  • 活動レポート

こちらのご寄付は2018年3月2日をもちまして受付を終了いたしました。
大変多くのみなさまから多大なご寄付をいただき、事業を実施することができました。心より感謝申し上げます。

十分な支援が届かず、厳しい寒さの中、身を寄せ合うシリア難民へ、ご寄付での支援をお願いいたします

シリアとの国境に面するバアルベック・ヘルメール県には約13万人のシリア難民が暮らしており、レバノン国内で2番目に多くシリア難民を受け入れています。その県内の北にあるアールサール町の近隣では支援を必要とするシリア難民のキャンプ地がいくつもありながらも、同地域にてISISとのつながりを持つ工作員と彼らを排除したいレバノン軍による攻防が過去数年幾度も繰り返されており、それに伴う危険度の高さがNGO団体の支援活動の実施を困難なものとしています

標高1,550mの位置にあるアールサールは、1月の現在、1年の中でも最も厳しく辛い時期を迎えています。そのアールサールにある4つのキャンプ地(ラフマン・アルサール、バラー、アッシ、マラーブ)に暮らす約439世帯のシリア難民の人びとは今、十分な支援が届かず、灯油を買う経済的ゆとりも届かない中で、身を寄せ合う以外に体を温める術を持ちません。それらのキャンプ地の1つを統率する立場にある男性は、そのような状況を嘆き「他には何もいらない、ただただ灯油が必要なんです。」と涙ながらに訴えます。

収入を得る方法が非常に限られ、祖国への帰国がいつ叶うかわからないまま、彼らの難民生活はもうすぐ7年目を迎えようとしています。彼らに灯油を届け、彼らを支えたいと願う人びとがいるという事を知ってもらい、僅かでも勇気を持ってもらうために、皆さんのご支援をお願いいたします。

キャンプ地内の風景

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(2018.1.19追記) 今日のレバノンは嵐のような天候で、難民キャンプのテントは吹き飛ばされそうです。ラフマン・アルサールのキャンプは水浸しになってしまいました。

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