ミャンマー国内で避難生活を送る人びとに米を届けました
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ミャンマーでは2021年2月、国軍がクーデターを起こし、民主的に選ばれた政権を武力で転覆させました。その後、国軍は抵抗する市民への弾圧を続け、国内は深刻な内戦状態となっています。
2025年末から2026年初めにかけて行われた選挙では、国軍が後ろ盾となる政党が勝利し、国軍トップであったミン・アウン・フライン司令官が大統領に就任しました。この選挙は、多くの民主派政治家が拘束された状態で実施され、さらに戦闘が続く地域では投票そのものが行われず、言論や集会の自由も厳しく制限されていました。
国軍は徴兵制によって新たな兵士を大量に動員し、中国やロシア製を含む高度な兵器を導入することで、軍事的に抵抗勢力を圧倒しています。空爆は各地で頻発しており、学校や避難民キャンプなど、人びとが集まる場所が被害を受けるケースも後を絶ちません。その結果、空爆や進軍してきた国軍から逃れるため、新たに森や郊外の村へ避難する人や、一度避難した先で戦闘が始まり、さらに別の場所へ避難せざるを得ない人も少なくありません。
パルシックは、皆さまからいただいたご寄付をもとに、そのような人びとに食料を配付しています。
5月初めには、お寄せいただいたご寄付で50Kgの米を20袋購入し、国内で避難生活を送る人びとへ届けました。
食料や輸送費の価格が高騰する中、皆さまからのご支援によって、厳しい状況に置かれた人びとへ支援を届けることができています。ミャンマーでは今もなお、多くの人びとが避難生活を余儀なくされています。引き続き、現地の状況に関心を寄せていただければ幸いです。
(東京事務所 ミャンマー事業担当)

配布したお米を受け取った人びと
