【10.30開催】<ミャンマー講座2025> ミャンマーの政治と教育制度に翻弄された若者たち―現地から見える必要性と可能性―
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2021年2月の国軍クーデター以降、ミャンマーでは多くの子どもたちが学校に通えない状況が続いています。市民的不服従運動(CDM)に参加したため職を追われた多くの教職員たち、「軍政下の教育は受けない」という意志を示して通学をやめた生徒や学生たちもいます。また、戦闘によって故郷を離れざるを得なくなった子どもたちは教育を受ける機会そのものを失い、さらに国軍は学校にも空爆をおこない、学校はもはや安心して学べる場所ではなくなっています。
今回のミャンマー講座では、京都精華大学特任准教授のナンミャケーカインさんをお迎えし、ご自身が1970年代から80年代にかけてミャンマーで受けた教育の体験や、2021年のクーデター以降大きく変化した教育環境についてお話しいただきます。そして、学校に通えない、あるいは通わないという選択をした若者たちに今何が必要なのか、日本にいる私たちが彼らの学びを支えるためにどのようなことができるのか、カインさんのお話から皆さんとともに考えるセミナーにしたいと思います。
オンラインでの開催ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
開催概要
日時:2025年10月30日(木)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:ナンミャケーカインさん (京都精華大学特任准教授)
参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-myanmar202510.peatix.com
参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前にZOOMのURLをご連絡します。
スピーカーのご紹介
ナンミャケーカインさん(京都精華大学国際文化学部グローバルスタディーズ学科特任准教授)
ミャンマー出身。来日して35年。立命館大学で博士(国際関係学)取得後、東京外国語大学で外国人特別研究員を務めた。2005年度より東京外国語大学をはじめ関東周辺にある様々な大学で非常勤講師を勤める傍ら、通訳・翻訳も数多くこなす。2021年度より京都精華大学特任准教授に就任した。