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【6.11開催】<ミャンマー講座2025> Burma/Myanmar 戦禍の記憶 2019−2024

  • イベント
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2025年3月に写真家の亀山仁さんが出版された写真集「Burma/Myanmar戦禍の記憶2019−2024」の制作過程で出会ったミャンマーの人たちについて、写真と共にお話しいただきます。

亀山さんからのメッセージ

第二次世界大戦中のビルマで何が起きたのか知りたいと思い、2019年からミャンマー国内で「戦禍の記憶」の撮影を始めました。そして、ビルマ/ミャンマーに残る「戦禍の記憶」から始まる日本とミャンマーの関係を描き、平和の意義を問う写真集を、戦後80年になる2025年に出版することを考えていました。戦史に残る愚策として有名なインパール作戦の舞台だったミャンマーのチン州で撮影を始めてまもなくの2020年、新型コロナウイルス感染拡大により撮影は中断を余儀なくされました。そして2021年2月1日、ミャンマー軍がクーデターを起こし、ミャンマーの人たちは軍の弾圧、治安の悪化、経済の困窮、貧困と苦境に追い込まれています。さらに2025328日にミャンマー中央部を震源としたM7.7の大地震が発生し、政府が機能していないミャンマーで起きた災害にミャンマーの人たちはさらなる苦境に追い込まれています。

クーデター前、私は「戦禍の記憶」は第二次世界大戦当時から現在に繋がる両国の関係を伝えることと考えていました。しかし、クーデターが起きて、ビルマ/ミャンマーの人たちにとって「戦禍の記憶」が今も続く現実だと知りました。今のミャンマーの人たちの現実も写すため、当初の予定を変更し、20253月に出版した写真集「Burma/Myanmar 戦禍の記憶 2019-2024」には、インドやタイのミャンマー国境地域で撮影した写真を含めました。

私はミャンマーの人たちと出会い写真家になることができ、ミャンマーの人たちを通して利他やボランティア精神を学び人生の糧にすることができました。クーデター以降、日本社会がミャンマーに関心を持ち、支援の手を差し伸べるよう、写真家として活動するようになりました。20244月、在日ミャンマー人と日本人で一般社団法人ミャンマーの平和を創る会を設立(共同代表)し、国内でクラウドファンディングなどで寄付を募り、ミャンマー国内外避難民支援や子どもたちの教育支援を継続しています。また、大学や自治体の講演などで、出会った人たちのストーリーを写真に織り込み伝え続けています。

オンラインでの開催です。ぜひお気軽にご参加ください!

開催概要

日時:2025年6月11日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:亀山 仁さん(写真家)
参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
https://parcic-myanmar202506.peatix.com

参加方法:お申込みいただいた方に、開催の2日前までにZOOMURLをご連絡します。

スピーカーのご紹介

亀山 仁さん

1966年東京生まれ、神奈川県相模原市在住。写真家。ミャンマーの写真集出版、写真展開催。一般社団法人 ミャンマーの平和を創る会(共同代表)、一般社団法人 ミャンマー祭り 理事、NPO法人 メータオ・クリニック支援の会 会員、NPO法人 ミャンマー国際支援機構 会員、NGO SOSIA 事務局、公益社団法人 日本写真協会 会員

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