【12.21オンライン開催】<ミャンマー講座2023>在日ロヒンギャ民族の現状と課題
- イベント
今年、バングラデシュの難民キャンプに暮らすロヒンギャ民族の人びとへの国連世界食糧計画(WFP)による支援が大幅に減額されました。ロヒンギャ民族の人びとが置かれた現状について、忘れられた危機と呼ばれることもあります。
1962年にミャンマー国軍が政権を掌握して以来、ミャンマー西部ラカイン州に暮らすロヒンギャ民族は差別と迫害を受けてきました。1982年のミャンマー政府による国籍法の改正で、135の土着民族が正規の国民と認定され、ロヒンギャ民族の人びとは無国籍とされました。2017年8月には、ミャンマー国軍によるロヒンギャ民族の掃討作戦が行われました。迫害により多くの人がバングラデシュをはじめ外国への移動を余儀なくされ、現在も100万人以上のロヒンギャ民族の人びとがバングラデシュや他の国で暮らしています。
日本でも約400人のロヒンギャ民族の人びとが暮らしています。その多くは難民認定を得られず不安定な立場に置かれています。
今回は、自身もロヒンギャ民族である、カディザ・ベゴムさんにお話を伺います。
カディザさんは、在日ロヒンギャ民族の女性たちの職業訓練や、子どもの学習支援など、在日ロヒンギャ民族の人びとのための様々な取り組みをされています。日々ロヒンギャ民族の方の相談を受けるカディザさんから、ロヒンギャ民族、そして在日ロヒンギャ民族が置かれた現状と課題について、経験談を盛り込みながら、お話しいただきます。
ぜひご参加ください!
開催概要
日時:2023年12月21日(木)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:カディザ・ベゴムさん
参加費:①無料 ②ミャンマーへの寄付つきチケット1口500円(2口以上のご寄付はチケットを口数分お申込みください。)
*活動費にできるだけ多く回すため、今回の寄付つきチケットの寄付額については領収書をお送りしません。領収書が必要な方は、ご連絡ください。
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
スピーカーのご紹介
カディザ・べゴムさん
2006年に難民として来日。青山学院大学卒、早稲田大学大学院修士課程修了。ユニクロに9年間勤務。ロヒンギャ女性コミュニティのリーダーであり、2015年から群馬県館林市のロヒンギャの女性と子どもの支援に携わる。株式会社Shared Digital Centerアシスタントスタッフ。Harmony Sisters Networkディレクター。