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東ティモール

東ティモール 洪水被災者支援レポート 3月31日(火)

3月28日(土)、東ティモール全土を対象に非常事態宣言が発令されました。この発令により外出の自粛や5人以上が集まる集会の禁止などが求められ、洪水被災者の救援活動も今後どうなっていくのか手探りの日々ですが、パルシックでは物資の調達、運搬に様々な工夫をしながら支援を続けています。物資については、非常事態下でも商業施設や市場、露天商の営業は許可されているものの自発的に営業を見合わせる店舗が増えたため、開いているお店や知り合いの中国人のネットワークに呼び掛けて必要なものを集めています。

こうして支援を続ける一方で、支援を必要としている被災者との接触が難しくなっている、という課題にも直面しています。5人以上の集会禁止の影響を受けて支援事務局との物資配布が難しくなり、個別の訪問についても、特に外国人のわたしたちは悪い病気を持ってくる存在と思われている節もあり、かえって迷惑ではないか、と気を遣います。

パルシックの緊急救援チームも、はじめは2名の東ティモール人スタッフ(アカイとティアゴ)と開始したのですが、この非常事態下で妊産婦や小さな子どもを抱えた彼らに毎日外出を強いることもできず困り果てていたところ、幸いにも強力な助っ人を得ることができました。東ティモール在住の日本人、市原剛夫さん(通称たこさん)です。

3月30日の救援チーム。左から、年度末会計処理で事務所に出てきたマリトさん、ふりかけ・栄養事業担当の林知美、たこさん

3月30日の救援チーム。右端がたこさん

3人でトラックに乗って物資を運ぶ間、非常事態下での外出を見張っている警察官にも説得力を持つよう、おそろいのパルシックポロシャツを着用しています。この日は100世帯分の非食品物資を洪水被災者支援事務局に届けました。

洪水被災者支援事務局の倉庫。担当者たちは自宅待機でこちらからの連絡に応じて集まってくれました

洪水被災者支援事務局の倉庫。担当者たちは自宅待機でこちらからの連絡に応じて集まってくれました

しばらくはこの物資調達、小分け、事務局への運搬という活動を出来る限り続けていきます。大変ありがたいことに、本日31日午後からの物資の小分け作業に、日本人ボランティアが3名も参加してくれました。途中休憩はマウベシのコーヒーをアイスでいただきました。

午後2時開始、休憩をはさんで終わったのは6時でした

午後2時開始、休憩をはさんで終わったのは6時でした

(東ティモール事務所 伊藤 淳子)