PARCIC

シリア難民

レバノン アールサールの難民キャンプで1回目の灯油配布

皆さまからのご寄付とジャパン・プラットフォームの助成金により、1月21日レバノン、アールサールの4つのキャンプ地全てにおいて、灯油のタンクの配布を実施することができました。

この灯油配布は、シリア難民の越冬支援を共に行う提携団体のスタッフたちがミーティングにて我々に必死に伝えてくれた思いが出発点となりました。

「アールサールに緊急の灯油の支援がどうしても必要な人びとがいる。たとえ彼らの本当に必要とする灯油の量にはたどり着くことは出来なくとも、彼らの事を思う人びとがいるという気持ちを伝えるためにも、ぜひ何とか出来ないだろうか。自分たちも、彼らの為に少しずつお金を出し合ってでもやるつもりでいる。」

この現場の様子を実際に目にした彼らスタッフたちの必死な言葉に背中を押され、急遽実施を決定したアールサールのシリア難民への灯油配布。その実現を可能なものとして下さった皆さまのご協力と励ましに心から感謝いたします。

1月21日、ひとりひとりに灯油の入ったタンクが手渡された

1月21日、ひとりひとりに灯油の入ったタンクが手渡された

灯油の配布を受け取り、「雪と雨が降り寒い中、灯油がなくてとてもつらかったんです。灯油を配布してくれてありがとう。」と語る少年。

灯油の配布を受け取り「雪と雨が降り寒い中、灯油がなくてとてもつらかったんです。灯油を配布してくれてありがとう。」と語る少年。

ご高齢の女性に代わり灯油をストーブへと注ぎ入れるスタッフ

ご高齢の女性に代わり灯油をストーブへと注ぎ入れるスタッフ

スタッフから灯油を受け取った子どもたち

スタッフから灯油を受け取った子どもたち

1月18日夜、吹雪に覆われたレバノン山岳部。この日非正規のルートによりシリアからレバノンへと入国しようと試みたシリア人グループの13名が凍死して発見されるという非常に悲しい出来事がありました。死者数は今現在も増え続けています。

1月18日夜、吹雪に覆われたレバノン山岳部。この日非正規のルートによりシリアからレバノンへと入国しようと試みたシリア人グループの13名が凍死して発見されるという非常に悲しい出来事がありました。死者数は今現在も増え続けています

今回配布した灯油は厳しい寒さの中ではほんの数日分にしかなりません。

レバノンの冬はまだまだ終わりではありません。今週から2月にかけて、レバノンの山岳地帯では更に気温が下がり、連日氷点下を下回ることが予想されています。子どもたちやお年寄りは、特に病や死の危機にさらされる可能性が高くなります。そのような可能性を出来るかぎり減らせるよう、2回目そして3回目の灯油配布を目指しています。

引き続きのご協力をお願いいたします。

(レバノン事務所 宮越)