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新型コロナウィルス スリランカの状況

6月24日までの感染の状況は、感染者1991人(うち1548人は回復)、11人が死亡となっています。感染者のうちの半数以上が海軍基地での感染拡大によるものです。

スリランカ政府は2月初旬から入国ビザの規制を始め、スリランカ国内でのスリランカ人感染者が確認された3月10日以降、感染拡大が広がる国からの旅行客の入国規制を始め、3月19日にはすべての国からの旅行客の入国を一時禁止としています。3月20日からの政府によって全国に非常に厳しい外出禁止令がしかれました。4月後半から感染者が少ない地域から順に外出禁止令が解除され、5月26日には全国的に解除となりました。

パルシックが小規模紅茶農家支援を行っている南部デニヤヤでは4月20日には外出禁止令が解除されました。外出禁止令中も、農業や漁業は許可されていたため、茶畑での作業や、茶摘み、有機茶加工工場への出荷は通常通り行うことができました。外出禁止令が解除されてから、現地スタッフによるエクサ(農家グループ)メンバーの圃場モニタリングなども再開し、5月末からはデニヤヤオフィスでエクサメンバーが作っている有機野菜や果物の販売も再開しています。

6月下旬時点でも、感染が広がったコロンボではリモートワークが推奨されており、オフィスには通常時の3分の1の人数に抑え、外出の際にはマスク着用が義務付けられています。学校はすべて3月13日から休校が続いています。一部の学校では先生がオンライン授業を行っているところもありますが、デニヤヤなど地方の学校では子供たちは市販の教材や、塾講師がアップロードしている動画を見ながら勉強しています。

なお、6月5日にスリランカ政府は8月1日から観光客の受け入れを開始すると発表し、そのガイドラインを公表しています。ただし、入国に係るPCR検査での陰性証明の提出や、政府が認可した宿泊施設での滞在に限るなど、様々な制限があります。