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パレスチナ ガザからのレポート

パレスチナ ガザ地区で暮らすスタッフ、サハールからのレポート

パレスチナは今、まるでいつ爆発してもおかしくない蒸気機関と化しています。圧迫が強いと爆発は激しくなるのです。12月6日のドナルド・トランプ米大統領による「エルサレムをイスラエルの首都とする」宣言の結果です。

2017年10月、ファタハとハマス(*注)の和解によって、ガザに住む私たちは大きな希望を抱き、“普通に暮らす”という最もシンプルな権利を取り戻すことを夢見て、さまざまな計画を抱き始めました。

「検問所が開いてガザの外と自由に行き来したい」
「毎日いつでも電気が使えるようになる」
「水不足が解消する」
「攻撃の心配をせず、安全安心な暮らしをしたい」

トランプ大統領による「エルサレムをイスラエルの首都とする」という愚かな宣言は、そんな希望を打ち砕きました。私たちは自由な祖国という希望を失い、再びガザという大きな監獄に閉じ込められています。

けれども、私たちパレスチナ人はこの最悪な状況で60年以上も暮らしています。暗いトンネルの先にある希望という光を見つめて、何とか生き延びてきたのです。ですからこれからも生きていきます。この写真のような子どもたちがいるから、私たちは生きていかれるのです。

日本の皆さまが私たちの状況に関心を寄せてくださることに感謝し、この状況がエスカレートしないことを願っています。

*注
ファタハ:ヨルダン川西岸を統治するパレスチナの政党。
ハマス:ガザ地区を統治するパレスチナの政党。

(ガザスタッフ サハール)

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