PARCIC

ミャンマー緊急支援

寄付を受け取った方々の声① Aさん(保健分野の公務員)

Aさんは、ミャンマーで市民的不服従運動(CDM:Civil Disobedience Movement)に参加している保健分野の公務員です。妻と息子の3人家族で、息子さんはまだ生後1ヶ月の新生児です。クーデター以前の給料は約27万チャット(約2万1,000円[1] )でした。しかし、2021年2月にCDMに参加した後は、収入がなくなってしまいました。そのためAさん家族は1年以上、過去の給与からの貯金で何とかしのいでいます。現在、Aさんは民主派勢力の国民統一政府(NUG)の下で保健担当員として働いています。しかし、これは無給のボランティアであり、収入はありません。

国軍政府はミャンマー刑法に追加条項を設けて、CDM支持者を処罰しようとしています。そのため身の危険を感じたAさんは、家族を連れて他の地域に避難しています。しかしAさんは今後もCDMには参加し続け、避難先でNUGの下でのボランティア活動を続けることで、人々の健康回復に寄与したいと話しています。

現在のAさんの大きな悩みは生活費が足りていないことです。とくに生まれたての赤ちゃんと妻のために、清潔な衣服と栄養価の高い食品を現金で買わなくてはなりません。このたびAさんはパルシックの支援事業から10万チャット(約6,500円[2] )を受け取り、妻と赤ちゃんのためのこうした必需品を購入することができました。

Aさんは、「いただいたお金は、困難な状態にいる私たち家族を大いに助けてくれるものです。寄付してくださった方々にとても感謝しています」と話しています。またAさんは今後について、「多くの困難がありますが、私はCDMに参加し続けます。それが私の国の民主主義を回復する唯一の方法であると信じています。そして、世界がミャンマーの現状を無視しないようにお願いしたいです」と語りました。

[1]2021年1月のレート:1円=0.078チャット
[2]2022年3月のレート:1円=0.065チャット(注)国軍によるクーデター後、ミャンマー・チャットの価値は値下がっている。

※この事業は皆さまからのご寄付で実施しています。事業へのご寄付を引き続き受け付けておりますので、ぜひご支援をお願いいたします。

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