PARCIC

愛媛

西予市宇和町 明間(あかんま)仮設での花壇づくり

パルシックでは、7月豪雨被害被災地域である愛媛県西予・宇和島で中長期での緊急・復興支援を開始しています。今回は仮設所での取り組みをレポートします。

愛媛県西予市宇和町明間(あかんま)に拠点を置くNPO法人どんぐり王国の全面協力のもと、明間仮設所の幅約20メートルほどの場所に花壇づくりを行っています。

明間仮設所にコミュニティガーデン建設中!

明間仮設所にコミュニティガーデン建設中!

ご協力いただいているどんぐり王国には、肥沃な堆肥がある農園が広がっている

ご協力いただいているどんぐり王国には、肥沃な堆肥がある農園が広がっている

農園にはやぎ、馬、牛も

農園にはやぎ、馬、牛も 

明間地区は斜面が崩壊するなど、直接的な被害がない住宅も含め71世帯に避難指示が出ており、旧明間小学校の敷地内に建設された仮設住宅へ26世帯が入居しています。入居されている方は、環境の変化からか体調を崩されたり、引きこもりがちになってたりしている方が多くいます。仮設で暮らすおばあちゃんの「地面に草が生えてて気になっているけど、何か植えるとかしないと草抜きする理由もないしなぁ。」というつぶやきをきっかけに、草抜きをカタチにすべく、そしてこれからますます寒くなる時期に、おじいちゃん・おばあちゃんが少しでも外に出て交流する場になればという思いで、開始しました。

花壇づくりを行っている場所は、もともと杉などの木が植えられていたこともあり土は固く、石も木の根も多く、整地作業には耕耘機、有機たい肥が大活躍。カンナやカッター等の大工道具一式がそろうどんぐり王国で、かわいい花壇の柵も作ってもらいました。

固い土をほぐすのに大活躍の耕耘機

固い土をほぐすのに大活躍の耕耘機

花壇用の柵を作成中

花壇用の柵を作成中

先日は、希望の森(宇和市内の障がい者施設)の協力でパンジーの苗200株を明間保育園の園児と一緒に植えました。まだ2区画残っているので、春になって咲くチューリップはどうかとか、やっぱり食べれるものを植えようか、などと話しています。ぼちぼち水やりや花のお手入れをいっしょに続けながら、入居者のみなさんの声を聞いていきたいと思います。

発災から4か月がたち、ボランティアの受け皿だった“災害ボランティアセンター”も“支え合いセンター”へと移行し、支援のフェーズが徐々に変わりつつあります。外部からの支援団体や地元団体の体制も、今後の中長期の事を考え少しづつ変化してきています。今後の各フェーズにおいて、どういうサポートをすることが今後の地域のためになるのか、これから発生するであろうと言われている災害(南海トラフ地震)に対応するためのネットワークづくり等、地元の支援者の皆さんとともに考えながら活動をしていきたいと思います。

保育所の子どもたちとパンジーの植え付け

保育所の子どもたちとパンジーの植え付け

活動が愛媛新聞に紹介されました!

活動が愛媛新聞に紹介されました!

※この事業はジャパン・プラットフォームの支援によって行っています。

(愛媛事務所 林知美)