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PARCIC

フェアトレードショップ「パルマルシェ」

シリア難民/トルコ

シリア難民支援

2011年3月、「アラブの春」の潮流の中で始まったシリアの反政府デモは、当初民主化を求める市民の平和的な運動でした。しかし、当時のアサド政権による過酷な弾圧を受け、次第にシリア全土での暴力的な衝突へと発展し、さらには国外勢力の介入を受けて泥沼の紛争へと突入していきました。2017年1月現在も490万人以上の人々が戦火を逃れるため故郷シリアから強制的に避難せざるを得ない未曾有の事態となっています。今なお紛争の終わりが見えない中、今後更に多くの人びとがシリアを離れ、難民となることが予想されています。

ヨーロッパに向かうシリア難民の問題がメディアでは大きく取り上げられていますが、難民の多くは、隣国のレバノン・トルコ・イラク・ヨルダンに集中しています。中でもトルコはシリアからの難民を積極的に受け入れており、2017年1月時点でその数は270万人、周辺国に避難した難民総数の、実に45%がトルコに避難している計算になります。

他方、シリア難民支援を巡っては、難民受入れ国や国連を含む人道支援団体の予算不足が深刻な問題となっています。2015年6月時点で必要とされる額の4分の1しか集まっておらず、人びとに十分な支援が行き届いていません。新規の避難民も増加し続ける中、トルコを初めとする難民受け入れ国の負担は大きく、地域の不安定化も懸念されています。

パルシックでは2015年10月より、シリアの難民流入が続くトルコ南部シャンルウルファ県でシリア難民支援を開始しました。シャンルウルファ県には、約50万人のシリア人難民が滞在していますが、そのほとんどがトルコでの労働許可が下りないために、国連やNGOの支援を頼りながら、違法な形ではありますが農家や工場の日雇い労働をうけ負い、何とか生活をつないでいます。また、これらの難民の4分の1は女性が稼ぎ手の世帯です。こうした家庭の多くは、紛争で男性の稼ぎ手を失ったために収入は極めて少なく、就学年齢の子どもたちが学校へ行くことを諦めて働き手とならざるを得ません。

パルシックは、人びとが生活するのに最低限必要な食糧や衛生用品の配給、トルコでの冬を乗り越えるための暖房器具の配布等、生活環境の改善のための取り組みから始めています。さらに今後、シリア難民が自分たちの故郷に帰還できるようになるまで、彼ら自身の手で生活を営んでいけるような生計支援へと、現場のニーズに応じて支援形態を発展させながら、息長く支えていきたいと考えています。

  難民数
シリア国内 6,500,000
トルコ 2,854,968
レバノン 1,017,433
ヨルダン 655,496
イラク 230,836
エジプト 116,013

出典:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
http://data.unhcr.org/syrianrefugees/regional.php

シリア難民支援

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