PARCIC

東ティモール

女性活動レポート第1回-マウベシ女性グループ活動再開!

ここのところ、少し停滞気味だった女性活動。6月に入ってから、ようやくそれぞれの地域で徐々に始動しました。このたび3回にわたり、それらの活動をご紹介していきたいと思います。


これがその「サツマイモチップス」

まず第1回目は“ソラマメチップス“。

昨年からの長雨・気候変動により不作で手に入らないそら豆を探し続けること2ヶ月。その間、東ティモール政府推奨【一村一品】商品『ソラマメチップス』作りのメンバーは活動を一時休止せざるを得ない状況となりました。探せど探せどどこの市場に行っても無く、今度収穫できる8月まで待たなければならないのかと途方に暮れていた矢先、事務所代表、伊藤が「長雨でもたくさん取れるサツマイモで何か出来ないものかしら」と呟いた一言。以前ローカルNGOから受けたトレーニングをふと思い出し「サツマイモチップスを作ってみてはどうだろう」と、急きょPARCICスタッフが試作品作りに挑戦してみることとなりました。

正直、私個人としては味の期待はあまりしていなかったのですが、何ということでしょう、それは美味しいサツマイモチップスが出来上がったのです。子どもの頃に食べた芋ケンピのような、どこか懐かしい素朴な味。そして土壌改良していないからでしょうか、さつま芋自体にとても甘味があるのです。そのまま蒸かして食べるとまるで某有名和菓子メーカーの芋ようかんを食べているようです。

早速袋詰めをしてディリのスーパーに営業、スーパーさんからは「大きめのチップスのみ選別して小さなかけらは入れないように」とのダメ出しが。やはりあちらはプロ、見た目やお客様が感じることを敏感に察知します。でも、大量の破片はどうしよう、味は同じなのに…。困り果てていると、あるスタッフが『マウベシで子供たち向けに小袋で安く販売してみてはどうか?』との提案。事務所の隣のキオスクに置いてもらうことになりました。納品した当日、夕方にはすべて完売!すぐにまた持ってきてくれ、とキオスクのご主人。捨てる神あれば、拾う神ありです。

そして現在週2回サツマイモチップス作りを行っています。活動再開と同時に新メンバー4名も加わりました。女性たちも楽しそう。8月以降ソラマメが市場に出回るようになれば、週替わりで2種類の商品づくりを行っていこう、と話しています。

(パルシック 大坂智美)