PARCIC

スリランカ

乾燥魚事業地 ヴェラナイの加工場に岡田副総理ご来訪

2012年5月5日、岡田副総理がパルシックの乾燥魚事業の事業地の一つ、ヴェラナイの加工場にご来訪されました。5月4日、5日という2日間の短いスリ ランカ滞在の中、5月5日は半日、北部での日本政府資金による事業地視察、スリランカで活動するNGOスタッフとの昼食会等に時間を割かれました。


(干しエビをご覧になる岡田副総理、バシル大臣、ダグラス大臣

スリランカ側からは、バシル経済開発大臣、ダグラス伝統産業および小規模事業開発担当大臣、北部州知事等が副総理の北部州ご訪問に同行されました。

パルシックの事業地では、えびやいか、鯛やエイなどの魚の天日干しを見ていただいた後、グループの女性たちによる加工場で干しえびのパッキング作業をご覧 いただきました。その場で副総理から女性たちに、「仕事は楽しいですか?」、「収入はいくらくらいですか?」といった質問があり、女性たちからは「楽しん でいます」、「月収で5000ルピーほどです」との回答が上がりました。岡田副総理には、女性たちが生き生きと働いている姿をご覧頂くとともに、漁に出ら れない漁村の女性たちが衛生的な干物作りという付加価値をつける加工によって収入を得、家計を支えている状況をご理解いただけたかと思います。

女性グループが作っている干しエビ、するめの味見もしていただき、お帰りの際には、女性たちから大きなするめを一枚プレゼントしました。


天日干しの管理をするグループの女性とエイの干物


するめを試食された後に記者にするめを見せる岡田副総理


加工場での女性たちによるパッキング作業をご視察

20分ほどという限られた時間ではありましたが、グループの女性たち、日ごろ女性たちを支援していうるヴェラナイ・トライユール漁協の人々にとって、今後 の活動への励みとなるとても貴重な時間でした。副総理が次の事業地に向かわれた後、漁協長から「このような機会をありがとう」と深々と感謝の言葉を受けま した。

こうして岡田副総理に日本からはるばるお越しいただけたことで、ジャフナおよび北部の復興が日本や海外からも見られていること、特にNGOによる脆弱層を 支援する小さな草の根の活動にも目が注がれていることを、北部の人々も実感することができ、今後の復興・開発への励みになったのではないかと筆者は思って います。

はるばる事業地まで足を運んでくださり、ありがとうございました。

(スリランカジャフナ事務所スタッフ 西森光子)