PARCIC

スリランカ

茶葉回収運搬チームの受難

アーユーボワン(シンハラ語で「こんにちは」の意味)!

前回のレポートでパルシックが支援している小規模有機紅茶栽培農家グループのエクサのメンバー、ニランガニさんの被害の様子をお伝えしましたが、実はエクサの生茶葉運搬チームも被害を受けていました。

運搬チームは毎週木曜と金曜の午後1時から、メンバーが当日摘んだ茶葉をトラックで回収して、デニヤヤの隣のモロワカにあるニルミニ有機紅茶加工工場へ茶葉を輸送します。

モロワカは今回の豪雨によって大規模な洪水被害が起きた地域です。

5月25日の夕方6時過ぎ、運搬チームは生茶葉を工場に運んだ帰り道、道路が冠水し始めたため山の上に避難しました。翌日の朝にはモロワカは町を流れるニルワナ川の氾濫で2.5mもの深さの水に浸かっていたそうです。その水は一晩ではひかず、結局、運搬チームがデニヤヤに戻れたのは5月27日になってからでした。山の上では、周囲の住民がエクサの運搬チームや他の避難してきた人のために、食事や水を提供してくれたそうです。

生茶葉はトラックに載せる前に、運搬チームが重さを計測し、茶葉の品質のチェックもします。

生茶葉はトラックに載せる前に、運搬チームが重さを計測し、茶葉の品質のチェックもします。

二晩、家に帰れなかったエクサの茶葉運搬チームのメンバー、左からソーマラトネさん、アーリヤラトネさん、ジャヤンタさん

二晩、家に帰れなかったエクサの茶葉運搬チームのメンバー、左からソーマラトネさん、アーリヤラトネさん、ジャヤンタさん

(スリランカ事務所 高橋 知里)