PARCIC

パレスチナ

From Poor Farmers to Poor Families(貧しい農家から貧しい家庭へ)プロジェクト #3

第1回目食糧バスケット配布

当日は、朝9時の配布開始でした。朝8時にはスタッフが配布先の食糧倉庫に到着しました。
第1回目の配布の対象は、ガザ中部東側のイスラエルとの国境沿いにあるジョヘル・アルディーク(Joher Al Deek)とアルブリージ(Al Buriej)にある家庭で、かつ、6名以上の家族で、自宅がイスラエルの攻撃により被害を受けた275世帯、1,761名を対象にしました。

 

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食糧バスケット配布開始時

 

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配布の品:ジャガイモ、トマト、なす、きゅうり、スコッシュ、たまねぎ、ピーマン、キャベツ、レモン、モロヘイヤ、鶏、オリーブ油、卵、タイム、ドッカスパイス、カリフラワー

 

イスラエルの攻撃が終わってから、国連のパレスチナ難民救済事業(UNRWA)や、ガザの社会福祉省から食糧の援助を3ヶ月に1度受けている家庭もありま したが、配給物資は缶詰系の物が多いため、パルシックの行った食糧配布に野菜が含まれていたことに、とても喜んでいただけました。また、生きたままの鶏を 配布したため、きちんと新鮮なものが配られていると分かって嬉しいと、言ってくださいました。

 

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配給の受け付けと受け取りに来たイマーンさん(左)

 

紫色のコートを着た女性イマーンさんは、今回の配給を行ったパルシックが日本の団体と信じられず、ガザスタッフのターリックがパルシックのことを説明すると、 パルシックの名前を「PA(パ)・R(ル)・CI(シ)・C(ク)」と、横断幕に書かれているパルシックの名前を一字一字読んでくれました。子どもたちも 一緒に配布を取りに来ていて「鶏と一緒に遊びたいから、食べるのは止めて!」と、イマーンさんに泣きついていました。

 

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食糧と鶏を受け取って、子どもたちもにっこり

 

12人の子どもを持つモハメドは、あまりにも食糧バスケットの配給が嬉しかったようで「お昼を一緒に食べないか」とパルシックのスタッフを家へ招待してくれました。自宅は爆撃で一部破壊され、仕事もなく生活が困難な中でも「パルシックのスタッフにせめてもの感謝をしたい」と言ってくれました。

62歳のスワイレムは、11人の息子と3人の娘がいます。自宅はイスラエルの爆撃によって破壊され、現在は親戚の家に住んでいます。「ほどんどのNGOの食糧配布では、缶詰ばかり配られるので、今回の配布に新鮮な野菜があってとても感謝しています」と言ってくれました。

 

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親と一緒に配給を受け取りに来た子ども

(アンマン事務所 大野木)