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スリランカ農村暮らしの日々[10]


オリンピックに倣って灯火台に火を燈して開会です

低学年の子供たちは、風船早割り競争に参戦。みんな真剣です

低学年の子供200人くらいによるダンス

鼓笛隊の先導に従い、高学年の子供たちがグラウンドを1周します

アーユーボアン(こんにちは)。デニヤヤは現在、運動会の季節です。私は2つの学校の運動会を見学させてもらいました。2つの学校はそれぞれ規模、生徒数が違い、同じ運動会でも雰囲気が異なっていて面白かったです。

1つ目は隣村のキリウェラドラの学校です。この学校にはGrade 1からGrade 11まで、年齢にすると5歳から16歳の子供、約140人が通っています。グランウンドは原っぱに草を刈ってコースを作ったという、こぢんまりとした感じです。種目としては、徒競走、リレー、高跳び、ダンスなどでした。観覧父兄が参加するリレーもありました。リレーコースの途中で水かけ役が待ち構えていて、走っている父兄に容赦なくバケツの水を浴びせるという、観客みんなが大興奮・大爆笑のレースでした。また、先生たちの水掬い競争などがあり(バケツリレーのようなもので、手ですくった水をできるだけ早く、こぼさないように次つぎに渡してビンに詰めて、早くビンが一杯になったチームが勝ち)、いつの間にか私も参加することになり、わいわいと楽しむことができました。招待してくれた先生たちは、グラウンドに色々な設備が無いので子供たちがかわいそうだと言っていましたが、子供たちは十分に楽しんでいたように見えました。

2つ目は、ホームステイさせてもらっている家の子供たちが通っている町の学校です。この学校には、Grade 1からGrade 14までの5歳から18歳までの子供が通っています。周辺の村々から生徒が集まっているので、全校生徒は3,000人になる大きな学校です。グラウンドは広くて立派で、何とコンクリート造りの観覧席まで完備です。ダンスもマーチも上述のキリウェラドラの学校とは人数が全く違うので、迫力が違いました。キリウェラドラの学校でもそうでしたが、運動会の終わりはマーチで終わるのが定石のようです。この学校では、来賓を招いての運動会は私が見学させてもらった当日のみでしたが、年明けから1ヵ月は、ほぼ毎日がスポーツ行事だったらしく、クリケットやバレーボールの試合が行われていたそうです。我が家の子供たちは毎日ヘトヘトに疲れて帰宅していました。ちなみに、クリケットというのは、非常に簡単に説明すると、ピッチャーがボール投げて、バッターが打つという野球に似たスポーツです。日本ではあまり聞かないスポーツですが、現・元英連邦諸国(スリランカ、インドその他南アジア、アフリカ諸国、オーストラリアなどなど)では非常に人気のあるスポーツです。スリランカではクリケット選手は子供たちにとって(大人にとっても?)スーパースターなのです。

さて、私の住んでいるキリウェラガマの学校の運動会は?というと、残念ながらキリウェラガマの学校は規模が小さく、また子供たちの出席率も低いため、こういった行事は行われないのです。わが村キリウェラガマの学校の様子については、また次回にでもご紹介させていただきたいと思います。

(パルシック 高橋知里)