PARCIC

西岸地区ナブルス県での耕作放棄地へのオリーブ植樹事業(2016年~)

2016年より、国土緑化推進機構の緑の募金の助成を受け、パレスチナ西岸地区の北部ナブルス県にあるジャマインでオリーブの植樹事業を実施しています。

ジャマインはナブルスから16キロ程離れた山地にあります。オスマン帝国時代には政治社会的要地の一つとして栄え、その時代の石造りの城塞も残る歴史ある町です。古くからオリーブ栽培は主要産業で、産出されるオリーブの質は他の地域に負けないと町の人たちは胸を張ります。

しかし、イスラエル輸出用の石材を掘りだす大規模な採石場や、無認可のゴミの集積場の建設により、地域のオリーブ畑は縮小しています。また、イスラエルの違法入植地(*1)にも近接しているため、入植地間を結ぶバイパス道路建設のために農地が収奪されたり、入植者による嫌がらせを受けるということも起こっており、農家さんの暮らしが脅かされています。

パルシックは、耕作放棄地となっている農地で、地元の農家さんがオリーブの栽培を行えるよう支援を開始しました。オリーブの木1,000本を配布して農地に植え、オリーブ栽培の専門家が各農家にアドバイスを行い、栽培をサポートします。また、傾斜地にある農地では、豪雨などによる土壌の流出を防ぐため、農地の周りに石垣も設置します。

町の集会場。オスマン帝国時代からの建物を修復して利用

急傾斜地が広がるジャマイン。山の上には採石場が見える

ジャマインのオリーブ畑

*1 パレスチナ西岸地区にはイスラエルの入植地が数多くあり、現在に至るまで拡大し続けている。しかし、占領地における入植地の建設は国際法違反(1949年ジュネーブ条約第4条約、イスラエルは1951年批准)である。

※この事業は、国土緑化推進機構の緑の募金の助成および皆さまからのご支援によって実施しています。

この事業への寄付方法

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(※1,000円から)

※ 複数の事業地へのご寄付をご希望の場合は、お手数ですが1つ目の事業地へのご寄付決済を終了してから、2つ目の決済手続きを行ってください。
※ パルシックは2017年秋ごろの認定NPO法人取得を目指しています。

スタッフレポート

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