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PARCIC

フェアトレードショップ「パルマルシェ」

マレーシア

マレーシア

沿岸の水産資源――小魚、エビ・かに、貝などは、どの国でも貧しい人びとにとって貴重なたんぱく質源であり、収入源でもあります。が、アジアでは急激な経済成長のためにその多くが枯渇の危機にさらされています。観光地、あるいはIT産業の基地としても有名なマレーシアのペナン地方もその例外ではありません。

パルシックは2008年にPIFWA(ペナン沿岸漁民福利協会:Penang Inshore Fishermen Welfare Association)という漁民たちのグループに出会いました。彼らは沖合の違法なトロール漁船による資源収奪に抗議する一方で、自分たちで海岸や河口付近の失われたマングローブを再生するために木を植えていました。このような漁民集団はたいへん珍しく、私たちは彼らの活動を応援したいと考え、2011年からPIFWAの植林事業の支援を始めました。その後、PIFWAは地元にある米国系企業などからも支援をうけ、植林を拡大しています。

2013年、PIFWAに参加している漁民たちの家族の女性たちが、パルシックに「自分たちも活動に参加したいので応援してほしい」と訴えました。マレー系の彼女たちは家の外で活動する機会がないので、この女性たちがグループでマングローブの実を使った食品加工を支援しています。

マレーシアはイスラム教徒の多いマレー系住民、主に仏教徒の中国系住民、さらには英国の植民地だった時代から移住してきたインド系住民など多民族が互いに矛盾を抱えながらも一つの国を形成しており、多文化社会をつくっています。その意味でペナンでの事業は環境教育のための現場でもあり、日本にはない多文化を学ぶ場でもあります。マレーシアの有名なババニョニャ料理はこの多文化をよく反映しており、マレーシアへの旅の楽しみでもあるので、毎年開催しているスタディツアーにも参加して共に楽しみながら、漁民や女性たちと交流していただけることを願っています。

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