オリエンテーション
紅茶のフェアトレード
5/13
紅茶の時間の楽しみ方
5/27
井上礼子(パルシック代表理事) 谷口安宏((株)ティープラン代表取締役)
私たちが手にする英国の有名ブランドの紅茶の多くはスリランカで産出したものです。紅茶は今も19世紀の植民地支配の構造を色濃く残す飲み物です。この構造を変えていくためにパルシックはスリランカの紅茶のフェアトレードを行っています。
●主著:『日本のフェアトレード―世界を変える希望の貿易』(共著)明石書店 2008/『徹底解剖100円ショップ―日常化するグローバリゼーション』(共著)コモンズ 2004
「毎日の生活の中で『お茶の時間』を楽しんでいただきたい」をテーマにいろんなTPOでの紅茶の楽しみ方やお茶会についてご紹介したいと思います。 
●主著:『紅茶の時間―とっておきの一杯のために』(共著)永岡書店 1995/『紅茶図鑑―131ブランド800点』日本文芸社 2003●参考文献:ロウレイズティーカタログ
★静岡を訪ねる 農園で茶摘みを体験しよう! 6/20
★静岡県藤枝市を訪ねる
紅茶産地で紅茶の製法を学ぶ
7/4
服部吉明((株)流通サービス代表取締役/ハットリ農園) 臼井太衛((株)水車むら紅茶工場長)
茶師 服部吉明が丹精こめて栽培した完全無農薬のお茶です。一度、畑を見ていただければ色々な違いが分かると思います。
 
静岡県藤枝市の山間部にて、1985年から紅茶の製造をしています。紅茶製造の単純さと奥深さを体験できると思います。
 
英国東インド会社によってつくられた紅茶の歴史 7/22
紅茶も日本茶も元は同じ
9/9
浅田 實(創価大学名誉教授) 服部吉明((株)流通サービス代表取締役/ハットリ農園)
東インド会社はどのようにして「紅茶の国」を作ったか。1600年発足時、会社は胡椒、香料の輸入者だった。それが18世紀には西インドの砂糖と共に、茶、紅茶の輸入者となったのだ。
●主著:『商業革命と東インド貿易』法律文化社 1984/『イギリス東インド会社とインド成り金』ミネルヴァ書房 2001●参考文献:滝口明子『英国紅茶論争』講談社選書 1996/川北稔『世界の食文化〈17〉イギリス』農山漁村文化協会 2006
紅茶は「紅茶の木」から、緑茶は「緑茶の木」からつくられると思っている人は、意外に多いのではないでしょうか。産地によってそれぞれ種類はありますが、実は紅茶も緑茶も同じ「茶」の木からつくられます。その製法によって、紅茶になったり、緑茶になったりするのです。
 
中国茶5000年の歴史 9/30
紅茶の成分を科学する
10/14
川谷眞佐枝(日本中国茶普及協会理事/NPO法人現代喫茶人の会副理事長) 冨田 勲(静岡県立大学名誉教授/茶学術研究会会長)
紅茶も日本茶もすべてのお茶のルーツは中国にあります。お茶の起源から現在までの五千年の中国茶の歴史を、製茶・飲用・茶器・文化など色々な角度から辿ってみましょう。
●主著:『もっと気軽にティーパーティー―紅茶とお菓子 』冬花社 2004●参考文献:陳宗懋編『中国茶経』上海文化出版社 1992/『茶大百科』全2巻 農文協 2008
紅茶は緑茶と同じツバキ科のチャの樹の葉から作られる。製法の違いによって青茶や、黒茶などいろいろなお茶があるが、世界的には紅茶が、お茶の約8割を占める。紅茶の健康機能を他と比較しながらその特徴を考える。
●主著:『茶の化学成分と機能』(共著)弘学出版 2002●参考文献:佐野満昭・斉藤由美『紅茶の保健機能と文化』アイケイコーポレーション 2008
スリランカの紅茶農園で働く人びと〜インド・タミールの歴史と暮らし〜 10/28
一杯の紅茶の向こうに見る世界史
11/11
中村尚司(パルシック理事) 桑原珠玉(All About)
紅茶を味わうとき、生産者が誰か気にしない。美味しくて安全なら十分だ。しかし、時には生産者が「ハウルの動く城」のような苦労を背負っていることも考えてみよう。
●主著:『地域自立の経済学』日本評論社 1998/『人びとのアジア―民際学の視座から』岩波新書 1994●参考文献:『スリランカ水利研究序説 灌漑農業の史的考察』論創社 1988/反差別国際運動アジア委員会・反差別国際運動日本委員会編『スリランカの内戦と人権』解放出版社 2008
歴史をひも解くと文化、社会、経済の様々な分野に、紅茶を見つけることが出来ます。紅茶からたどっていく世界の歴史をご紹介したいと思います。
●主著:『紅茶(仮題)』PHP研究所 2009(近刊)●参考文献:W・H・Ukers『ALL ABOUT TEA』Tea and Coffee Trade Journal Campany 1935/角山栄『茶の世界史―緑茶の文化と紅茶の社会』中央公論新社 1980
スリランカの茶園で暮らして 11/25
スリランカ
紅茶プランテーションの構造
日程調整中
末広美津代(セイロン紅茶専門店ミツティー店長) 栗原俊輔
イギリスでおいしいミルクティーを飲んでから紅茶好きになり、スリランカの産地で1年紅茶修業をしました。現地での紅茶の飲み方は日本とはまるで違う?! 茶園の生活も紹介。
●主著:『そんな紅茶で満足ですか―スリランカの本物の味と香りを楽しむ秘訣』祥伝社黄金文庫 2002/『泣いて笑ってスリランカ』ダイヤモンド社 2006
スリランカの紅茶のプランテーション労働者たちは少し前まで、市民権すらなく、プランテーションで生まれた子どもは一生涯プランテーションで過ごすことが当然とみなされてきました。多くの人々の努力で、この状況が少しずつ変わろうとしています。
 

 海外エクスポージャー
 スリランカ紅茶園を訪ねる旅
12月
ウバ紅茶の産地、スリランカのハプタレ地方の紅茶園が広がる地域は標高1000メートル以上。1年中涼しく、遠くまで続く茶畑の緑が色鮮やかです。季節ごとに赤や黄色など、多彩な色の花が咲き乱れています。茶摘みの女性たちの服も彩りを添えます。リプトン紅茶の創始者、英国のサー・トーマス・リプトンが始めた紅茶園も谷の向こうに見えます。けれど、この美しい光景の背後には悲しい歴史が見えます。紅茶園のマネージャーたちの邸宅、事務所は、かつてスリランカ を植民地とした英国人たちの美しい邸 宅そのままです。他方で、多くの紅茶園には、 長屋があり、 紅茶園 で働く人 々は、この水道も便所もない長屋に住んでいます。パルシックがウバ紅茶を購入しているグリーンフィールド紅茶園では、この働く人たちの環境の改善に努めています。いくつかの紅茶園を訪れ、紅茶の製造方法を見たりしながら、紅茶園の歴史を実感する旅に行きませんか?

 

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